FP通信第4号 ライフプランの分析・対策・実行
(1)ライフプランの分析・対策・実行

 現状のキャッシュフロー表が完成したら、その中身の分析を行います。特に重要なのは年間収支が黒字なのか赤字なのか、貯蓄残高が増えるのか減るのかマイナスにはなっていないかを確認し、各項目を精査します。貯蓄残高がマイナスになっている場合は要注意です。継続してマイナスが続くようであれば、ライフプランが破綻を迎える可能性が高くなります。まず、年間収支が黒字になるよう家計を見直す等の対策を立てる必要があります。さらに一時的な大きな支出又は突発的な支出についての対策も忘れてはいけません。また、現在所有する資産を有効活用し、貯蓄残高を増やすような対策を施す必要もあります。
 対策の一例として、年間収支を黒字化及び黒字幅を拡大するには、収入を増やすためには妻が働きに出るということが考えられます。ただ、現実的には収入を増やすのは困難な場合が多いと思われます。そこで支出項目の見直しということになります。基本生活費、保険を見直し家計の節約を図ります。一時的な大きな支出は予めわかっていることが多いので、例えば子供の教育費であれば年間収支が黒字になる範囲でこども保険等や積み立て型の金融商品を活用し支出に備えることが出来ます。また、突発的な支出に対しては予備費として別途積み立てをしておく、保険商品を活用し備えをしておくことが考えられます。収入を増やすことが難しい中では、資産運用の重要度が高まってくるといえます。現在の資産および年間収支の黒字分を上手に運用することでかなり貯蓄残高の推移が変わってくることになります。子供の教育費のように何年後にどれ位の資金が必ず必要になるとわかっているものであれば、換金性は低くても安全性の高い金融商品で長期で運用する方が有利であるといえますし、使途が定まっていない余裕資金であれば、多少リスクがあってもリターンが期待できる金融商品で運用するのもひとつの方法です。資金の使途、資金が必要となる時期等を把握し上手に資産運用をする必要があります。また、現在、遊休資産を所有している場合は有効活用をここなうことにより収入を得られるようになる上、税金対策としても有効です。
 対策を実行した上で再度キャッシュフロー表を作成し、各項目の数字がどのように改善しているのか確認します。

(2)ライフプランの見直し

 
一度作成したライフプランも時間の経過とともに、家族構成の変化、ライフスタイルの変化、経済環境の変化等により現状とマッチしなくなります。そのため定期的に見直しをする必要があるほか大きな変化がある毎に随時見直しをする必要があります。

 ライフプランは家族の数だけそれぞれの家族にあったライフプランを作成する必要があります。
備えあれば憂いなしです。より早い段階からライフプランを作成することで心豊かな生活を送ることが出来ると確信しております。
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