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(1)BRICsとは
BRICsとは、ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の頭文字をとったもので、米ゴールドマンサックス証券がレポートの中で用いてから一般的に使われるようになった言葉です。これら有力新興国は今後数年から数十年で急速に経済発展を遂げ、やがて世界経済の中心となり、現在のG7を中心とした世界経済の枠組みが大きく変わると予想されています。
ではなぜこれら4カ国が今後高い経済成長を遂げると予想されるのでしょうか?わかりやすいように日本と比較すると人口が多く、資源が豊富(国土が広大)であることがあげられます。世界経済のグローバル化により、より安く大量の労働力を求め世界中の企業がこれらの国に投資を行うことでより経済成長が加速しています。
(2)BRICs投資のポイントと注意点
一番なじみのある中国で考えてみるとわかりやすいと思いますが、現在の中国経済は昭和30年代の日本とよく似ているといわれます。日本の昭和30年代を振り返ると東京オリンピック、大阪万博と世界的な大型イベントがあり、それに向けて大規模な社会基盤の整備が行われ、高度経済成長を遂げた時代でありました。現在の中国では北京オリンピック、上海万博の開催がそれぞれ控えています。また、中国は世界の工場と呼ばれるとおり世界中の企業の製造工場等が集まっています。現在は沿岸部を中心に経済が発達していますが、より内陸へと大規模に開発を進めています。政府の強力なリーダーシップの下で中国経済は発展を続けており、まだ発展の余地も大きいと考えられています。
以上のような点から、中国(BRICs)への投資は先進国への投資に比べ、高い経済成長が期待され高いリターンが得られると考えられています。
BRICs投資の注意点としては政治にかなり左右される点がBRICs投資特有のリスクかもしれません。また先進国に比べ、コーポレートガバナンス(企業統治)や情報開示などの点でもリスクが高いことにも注意が必要です。情報もアメリカ株のように豊富には得られません。
現在では中国株は幅広い証券会社で扱っており、またブラジル株、ロシア株、インド株などもADRでの売買が可能となっています。ただし、上述のとおり、情報が少ない中での投資となり注意が必要です。高いリターンが期待できる半面、かなりハイリスクな商品といえます。個別株では業界のナンバー1銘柄を選択される等少しでもリスクを軽減する必要があると思われます。できれば個別株は避け専門家が運用する投資信託などを購入されるほうが良いかもしれません。短期的な投資ではなく、長期的な投資を前提に注意深く情報を収集し余裕資金での投資商品であるといえます。
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